過去の参加者

草竹 早稲田大学政治経済学部3年 草竹敦紀

 

 「学生による政策立案」に果たして意味はあるのか?政治家、官僚、利益団体、あるいは在野の専門家、そうした実際に政策立案に携わる人たちがいる中で、僕ら素人の学生が政策を考える意味はどこにあるのでしょうか?
 ここでは2つ挙げたいと思います。まず学生の持つ「利害のなさ」です。私たちは社会に出れば、職分なり立場なりで、公共政策に関する見方が規定されがちです。一方、学生という立場は、一面では半人前ですが、裏を返せば自らの属する立場なりに大きくとらわれずに公のことを考えうる余地があると言うことです。
 また学生だからこそ許される「若さゆえの青臭さ」も挙げられます。私たちは社会に出れば、1人の社会人として常に現実的な結果を出す環境に直面します。その際に実現可能性の乏しい提案は一顧だにされません。しかし私たち学生は、社会に出れば一顧だにされないような事でも口に出して、失敗できるというある種恵まれた立場でもあるわけです。
 イギリスの政治家ディズレーリは、「16にして自由党員たらざる者は心を持たず、60にして保守党員たらざる者は頭を持たぬ」と言っています。私たち参加者、そしてスタッフが共に学生として、若さゆえの青臭さを体感できる過程。それがGEILの魅力だと考えます。

 

 

笹岡 立命館大学国際関係学部3年 笹岡祐衣

 

 GEILのチラシを初めて見た時、夏季休暇に全国から大学生が集まり政策を立案するということはわかったものの、具体的に何をやるのかはピンとこなかった。それでも大学三年生の夏を充実させたいと考えていた私は、迷わず申し込んだ。結果、期待以上の一週間を過ごすことができた。
 政策を立案することは非日常的で複雑なことと考える人が多いかもしれない。
 私もそうだった。将来は公務員になると決めてはいたものの、誰と、どのような内容で、どのくらいの時間をかけて政策を考えるのかということは全く知らなかった。
 しかし、実際の現場でもそうだが、政策は一人で考えるわけではない。
 GEILでは5人ほどのグループで政策を考えるのだが、一人一人が強烈な個性と想像を超えるアイディアを持っている。それが時には衝突を生む原因にもなるのだが、私一人では考えつかなかったものの見方を気づかせてくれるきっかけになった。
 GEILは東京で開催されるため、関東以外の地域の人で参加を躊躇う人がいるかもしれない。
 しかし、思い切って参加してみればきっと想像以上の充実感と達成感、一生の仲間を得ることができることは間違いない。そして、GEILに参加すれば、政策立案とは決して日常からかけ離れたものではなく、私たちの生活で発生する問題に目を向け、真剣に考えることから始まる意外と身近なものだということを知ることができると思う。

 

 

千葉 慶應義塾大学商学部4年 千葉将大

 

 GEILは、私の大学生活を大きく変えた思い出深いイベントです。
1年生の夏休みに「友達がほしい」という半ば不純な動機で私はGEILに初めて参加したのですが、このときはまさか、このイベントが自分の大学生活をガラリと変えるきっかけになるとは思っても見ませんでした。私は、今までに出会ったこともないような人たちに出会い、衝撃を受けることになったのです。GEILで出会ったのは、目をキラキラ輝かせて活発に議論をする参加者、コンテストの成功のために寝食かなぐり捨てて全力で準備をするスタッフ、そして日本を変えたいと信念を持って協力している社会人でした。
 私は、自身のそれまでの怠惰な大学生活を恥じました。そして、「変わろう」と決意したのです。
 社会の諸問題に対して、傍観者ではなく自分も主体的に行動を起こそうと考え、日中韓三カ国間の課題解決を試みる学生団体の創設プロジェクトに参画しました。オランダで開催された世界15カ国のトップレベルの学生が集結する国際学生会議に参加し、国際問題の解消の術を議論しました。
 私はGEILですばらしい人たちに出会い、自分の変化のきっかけを得ました。もちろん、GEILで得るものは人それぞれです。しかし、得るものは何であれ、GEILを通じて、あなたはとても貴重な何かを得ることができるはずです。少しでも興味を持たれたのなら、思い切って一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

  • link1
  • link2
  • link3
  • link4